初体験のおハナシ
仕事に追われてアップアップしておったら今年も前半終了で、人生早いの〜とつくづく思うワタクシでございます。
やっと更新。
この一ヶ月は わりかしいろいろ人生初!にチャレンジしましたよ。
まず 一個目。
講談社漫画賞を受賞された雲田はるこさんの祝賀会に行ってきました〜。これを「チャレンジ」というのか?ようわかりませんが。
なにしろ前から言ってますが、苦手なんですよ、パーティーとか〇〇会的なものが。出席すると必ず落ち込みます。「あんなこと言わなきゃよかった…」とか「あれは絶対、失礼だったよ、自分」などと、グルグル後悔が巡り、2、3日で立ち直ることもあれば、3〜4年引きずることもありー(アホですな) もうモーニングの忘年会で毎年懲りていたのです。
でもね、今回はーツイッターなどでいつも「おかめ」や「たかこ」を応援してくださってる、いわば大恩人で、大好きな漫画を描いて楽しませてくれてる雲田さんのお祝いの席。これはやはり人見知ってグダグダ言ってる場合ではないなと思い、「私もお祝いする〜」と出席させていただくことになったのです。 2次会だけど。
結果とても楽しかったです。雲田さんの素敵な着物姿も見れたし、お祝いもできてよかったし、たくさんの漫画家さんにもお会い出来ました。女性誌のこのような席は本当に生まれて初めて出席させていただいたのですが、
「和やかだな〜…」
というのが正直な感想です。そういうと、どんなにモーニングがひどかったのか?!と思われるかもしれませんが、そーではなく。あの頃はワタクシも、周りの新人漫画家(ダンナを含む)もみんな非常にギラギラ野心に燃えてた気がするな〜。なんといっても当時のモーニングの伝説、K原編集長のギラギラがみんなに伝染、蔓延していた(失言?!すいません) 気がする。そういう時代だったのも、もちろんあると思いますが、どっちに行っても漫画家も編集の人もギラついていて、「俺はやるぜ!やってやるんだぜ〜!」的な空気に、つい言わいでもな発言をしたりして、自爆、みたいな。アホですが、懐かしい時代です。
あの頃からみたら大分枯れてきたので、ワタクシも。それも よかったのかもしれません。
若い漫画家女子たちのたたずまいは、ホンマに見てるだけで「娘みたいや」と可愛いらしかったです。あんな時代あったか?自分。
同世代の漫画家さんたちと和み、大御所の先生方には「おおお〜!」と後光を拝み… 。
そして恒例の失礼も数人の先生にかまし、「あああ〜…」と、いまだに落ち込んでおります。ありかちなのは、お名前も知ってるし、その作品も読んでいるのに、作品のタイトルをど忘れし、話に詰まるというパターン。これほんとに困るんですよ。最近とくにもの忘れがヒドイもんで、最初から心配してたんですが、案の定で…ほんとに失礼いたしました。失礼をしてしまった先生方にこの場をかりてお詫びいたします。
さらには、名刺を持ってないのが自分だけ…ぐらい皆さまちゃんとした名刺をくださいまして…申し訳ございませんでした。その昔、モーニングの副編の方に(またモーニングのせいにすんのか!?と怒られそうですが)
「漫画家は名刺なんか持たなくていいんだ」
と言われ
「そーか」
と、納得し、ここまで来てしまった…という。
素直すぎるやろ!と叱られそうですね。
しかし 実際には 取材のたびに「そーだ名刺!」と思うので、近々作らんと…と思ってます。
さらにさらに、「2次会 だし、ラフなカンジでもいいらしい」と勝手に思い込み、普段着丸出しの格好で出席したのもお詫びします…どんだけ近所からきたんや!な格好でしたな。
以上、祝賀パーティーにおける反省点でした それも含めて楽しかったです。
お次の初めて物語は…
なんと娘の母校で授業してしまいましたー
我が娘が三年間お世話になり この春卒業した文化学院で特別講義、ということでー
このように学もなく、売れてもいない漫画おばさんのワタクシが、いったい若人たちになにを話すのか?
ちょっと悩みましたが、そのまんま自分のことをお話ししました。
若い子ちゃんたちが、どう思って聞いていたかはわからねど、自分は楽しかったです。実に貴重な体験をさせていただきました。今後二度とはないと思います。懐深い文化学院の先生方、こんな機会を与えてくださり、ありがとうございました。 と、またこの場をかりて御礼申し上げます。
ね?すごいでしょ。
怒涛の初めてラッシュだよ。
そんで トドメはー
チャレンジとはちとちがいますが、このブログを長いこと見て下さってるみなさまなら、もしかして覚えていらっしゃいますかな
昨年末のブログの一番最後に
「来年はこのマンガがスゴイとか言われて 多少売れてみたいねぇ」
と書いていたのです…。
そしたら6月の「このマンガがすごい」女子ランキング3位にマジで入った という。
「言霊(ことだま)や…!」
尊敬する山岸凉子先生の漫画にありましたな。
ありますよ、みなさん、言霊ってマジで!
というか、押して下さった先生方、いつも読んで下さってる方、本屋さん、ブログやレビュー・ツイッターなどで素晴らしい文章力を発揮して応援してくださってる方々… みなさまのおかげです。いつもホカホカと感謝しております。ありがとうございます。
柏木ハルコさま、イシデ電さま、才能ある方々にツイートしていただき、マジ嬉しゅうございました。ありがとう。
こんなに みなさまに応援していただいてるのに、売れてなくてすいません。我ながら「しょーがねえなあ」とは思ってるんですよ。ハイ。
まあ、そんなこんなで。 (軽く流したりして)
初体験特集でお送りしてきました、今回の手前味噌。
まだまだ初体験していきたい我が人生ですな。
締めくくろうと、まとめに入りましたが、そーだそーだ、小冊子の応募〆切りが18日(金)と迫っております。まだの方、まだ間に合います。ご応募お待ちしております。
締めくくりに、さらなる言霊狙い 言っていいですか?
「このマンガがすごい2015」の10位以内にランキングされて多少売れてみたいねえ
大きく出てみた。
より具体的。
中高年のみなさん、夢を見ようぜ。