どっこい生きてた暴れ馬

あけましておめでとうございます。

今年もヨロシクお願いします。



昨年の目標は、PCに強くなる、及び世間の流れについていきたい、というものでしたが、見事撃沈。何一つかわっちゃいませんな。

相変わらずガラケータイ一個。

流行りものにも目がいかず、宝くじもかわず、福袋もイランなーてな具合。
もはや、枯れはてた仙人のような風貌のオバハンになって候。このまま穏やかに、というか覇気もなく年をとりー

なんぞと思っていたら、キタキタキタキタキター!



暴れ馬降臨。



いや、私干支が午でして今年年女なんですが、この年に生まれた女の子は良くないと、出産率が減った丙午(ひのえうま)なんですね。

だからってこともないんだけど、心の奥深くに暴れ馬を飼ってまして、普段はおとなしく草なんかモグモグしてるんですが、ひとたび事が起こると自分でも手がつけられない難儀なタチなんです。思えば若い頃はこの暴れ馬のせいで、ずいぶん損をしたり後悔したりしてきたものだが、40すぎてからはめっきり大人しくなっていたのです。 それがこの一年ぐらいで再びちらほら元気の炎を燃やしつつありー

年の瀬12月30日に大爆発。



晦日までの3日間ぐらいは、大掃除やら年賀状の印刷やら買い出しやらで一時間とて無駄にできないのに

「だしゃあ−−−−−− バカヤロー もお知るかコンチキショ〜」

と心の底で雄叫び、ウチを飛び出した。この時点でいつものスーパーで買い物して帰ればいつも通りだったのだがバスに飛び乗り錦糸町の繁華街へ向かう。

カラオケに入、酒飲、パンクやロックを歌いたおす。もちろんこの時期のこんな時間、自分のごとき中年の主婦などは、カラオケ屋付近では見かけず、一人カラオケもないと思う。だけど疲れますな、休みなく一人、手加減ナシのマジ歌うたうのは。おかげで生涯最高にパンクな「奴隷天国」が歌えたと思う。

その後町を徘徊。なにしろ暴れ馬を静めるには疲れさせるしかないのだ。 最後にタワレコで一万円ぐらい衝動買いして帰りました。



ちょっと遅くなりましたが、家族のメシを作り、バニちゃんを寝かせ、青色申告の帳面にレシートを張り… 疲れに疲れ、暴れ馬寝る。



しかし暴れ馬を目覚めさせた原因は? 貯まりに貯まったストレスでしょうな。細かい原因なんかありすぎてわからないぐらいです。

コワイコワイ。

気をつけないと。



まあそんなワケで年末からすでにエネルギッシュだったワタクシです。





この一週間も実にエネルギッシュでした。

まず11日、そう、悲願のさいたまスーパーアリーナ(略してたまアリ)でのライブ、エレカシを拝みに行ってきました〜!ドンドンパンパン

こんな広い会場、生まれて初めて行ったので、緊張しましたが、嬉しそうなミヤジたちを見ていて

「よかったなあ、ここまで続けてきて ホントよかったねー。」

とめずらしく素直に嬉しく思いました。

同世代のファンの方々もみなさん嬉しそうで、その姿を見て落涙しそうになったりして。



暴れ馬憑依時に歌った 「奴隷天国」を2曲目に歌ってもらえたのも、

「シンクロしてる〜」

と勝手に嬉しかったです。 しかし さすがに4時間近いステージ、さいたま新都心への行き帰りで、帰宅後バタンキューでしたね。仕事しようにも起きてられませんでした。 その3日後娘の学校で保護者会。



翌日から仕事修羅場。 そして昨日、原稿を届けに編集部まで行き、その後担当編集さんたちとデザイナーさんの事務所へ。「デザイナーさん」とは単行本の装丁のデザイナーさんです。

お待たせしました!(あんまり待たれてなかったら恥ずかしい文句だな、コレ)



「たそがれたかこ」、いよいよ単行本になります。



「おかめ」最終巻にての予告では3月発売予定とありましたが、ちょっと遅れて4月に1巻、5月に2巻と、なんと二ヶ月続けてリリースとなる予定です。

エ?2巻で終わるのかって?いやいや続く予定(?!)ですよ、はい。

ただ何て言うんだろう…ビーラブ本誌ですでに読んで下さってる方々はおわかりかもしれませんが、本誌の中でも群を抜いて地味な話です。これ1巻だけポンと本だしたまま数ヶ月たっちゃうと、2巻買ってもらえないんじゃないのか?という販売面の心配があり、それで奇襲作戦に出ることになったようでー



いや、こう書くと、読者の皆さまを信用してないような。すいません、そうではないのですよ、信用されてないのはこの私ーいや、こう書くと 今度は編集さんとの間にカドがたちそーな?!

そーではなく(まだるっこしくてすいません、いつもながら) どーしたらこの漫画がちょっとでも多くの方に届くかなー?と みんなで考えたらこーなったという 「おかめ」の時もそうでしたが、どうもスロースターターなワタクシ、最初からストーリーをガンガン進めるのは苦手でして、主人公や周りのキャラクターがどんな人なのか、とことん付き合っていくうちに話が転がるタイプなんですね。ゆっくりしすぎだろ、とイラ立つ方もおられるかもしれませんが、まあ、そういう方はワタクシの本なんか買わないだろうと思われますので 勘弁してもらおう。



そーいったワケで、この春出ます。1、2巻。

「たそがれたかこ」ヨロシクです。



書いちゃった後で言うのもナンですが、これ私が最初に発表してよかったのかなー?わからんけど。





オマケ

今月の新井英樹

アシさんたちと初めて新年会を行う。今までヤレとワタクシが進めてもやらんかったのに、どーいう風のふきまわしかやる。安心できる顔ブレがそろったせいか泥酔し、帰りの電車(むろん朝)で千葉〜立川間を往復し、車内で倒れそのまま床で寝てたらしい。

「大丈夫ですか?」と周囲の乗客に起こされ、我にかえったらしいです。

「50にもなって社会にご迷惑をかけましたことを深く反省しております」

とのことです。





そして暴れ馬の嫁。ダメだな、コレ。そう、暴れ馬時に買ったCDの一枚 RADWIMPSの最新アルバム「×と〇と罪と」が大傑作!毎日聴いてます。







今年もヨロシクね