新連載始まりました〜!

ものスゴイ暑さの続く中、ワタクシ事でナンですが 新連載始まりました〜。

12日発売のBE-LOVE、なんと表紙・巻頭カラーをいただき登場!

タイトル「たそがれたかこ」です。以後 お見知りおきを。

読んでいただけばわかると思いますが、ものすごーく元気のない40代女が主人公です。「おかめ」を始める時にも同じことを感じましたが、

「これ 読む人いるかなあ−?」

という一抹の不安。

なにしろ美しくオシャレ〜な人生を送っている人の生活というものがわからないし、取材して描くほどの興味もないので 、結局こんなことになるのであった。いや、そーいうの好きな人はそもそも自分の漫画読まないだろうし。しかしそこの層の読者さん増やさないと売上のびないんだろうし、と小さなジレンマも感じつつ。

よーするにこれ読んでくれてるアナタだけが頼りなんよ、ヨロシクね〜というお話でした。



も少し新連載のお話をしますか。舞台になっているのは江東区の森下から清澄白河あたりのもう少し隅田川に近いあたりですかね。この2、3年 そのあたりをよくブラブラするようになりました。

日曜にちょっとお茶飲みに行きたいなあーという時なんかに地下鉄で日本橋の水天宮に出ます。よく行くシニア向けの喫茶店(娘が見っけた)でコーヒーを飲み、本屋さんで買い物し、甘酒横丁をブラブラして帰るのがいつものパターンなんですが、その際バスに乗り新大橋を渡り、森下まで来ます。それが大変気持ちいいんですね。ビルばっかりだったのに急に視界が開けて、水上バスも見えれば首都高速も見えたりして、さらにはスカイツリーまで見えるというー飛び出す絵本をぱーっと開けたようなパノラマなのですな。目の前には真オレンジの新大橋のでかい柱。

「これ 描きたいなー」

と思うようになりました。

あいかわらず手近な材料で出来てますね、自分の漫画は。



主人公についてはあんまり語りすぎると先のことまでネタバレとなりそうなので、多くは述べられませんが、この先若干変わっていきますーとだけ申しておきましょう。



今回のBE-LOVE本誌表紙の絵、あんまり主人公が地味なんで、人物だけじゃ表紙にできないんじゃないのか?ーと思い、

「あのー背景も描いていースか?」

と自主的に描きました。夕焼け、言わば黄昏れ時の隅田川、向こうに見えるのは日本橋 、という大好きな風景です。

読んでほしいなあ いろんな人に。





それから「おかめ」の小冊子「おかめ三昧」のことなんですが、すいません。前回の告知間違ってましたね。応募期間は一ヶ月だとか、急かしてしまいましたが、9月17日(火)までで、当日の消印有効とあった…。

すいません。打ち合わせがなってなくて。今後気をつけます。

というわけで、まだ応募期間は続いています。どーしようか悩んでる方、無理じゃなくていいですが、あんまりないことなので、その気が出たら申し込んでみてください。(まわりくどいっ)





そしてなんだかいつもツイッターにてお世話になっている先生・ 杜野亜希さんの「屍活師〜女王の法医学〜」がスペシャルドラマ化決定!

お世話になっている先生其の二の雲田はるこちゃまの「新宿ラッキーホール」がドラマCD化決定! だそーで、お二方おめでとうございます!

やはり人に優しい人にはいいことあるんだなー、いや それ以前に面白い作品を描いてるからなんだけど…とスゴク納得しました。 ドラマ化は生身の役者さんが演じるとかなりイメージかわったりもしますよね。ワンコ君を横山くんが…ってどんなカンジになるのかなー? 楽しみです。



それに対してBLのドラマCDは聞いたことのない自分なのですが、いわゆるラブシーンとかはどう演じられるんでしょうか?自分の書いたセリフを生身の声が…っていうのは自分だったら大テレしそうですね〜。

佐久間さん・苦味ちゃんのエロ台詞がどう調理されるのか、こちらも楽しみですねー 。





最後になりますが、月刊・新井英樹

今月末に「キーチvs」11巻(最終巻)が出ます。苦労してた最終章、お見逃しなく。



ある日の会話

ダンナ(以下A)「あー 最後の方、ページ足りなかったなあ…」

自分(以下i)「私もそーだった、『おかめ』。そーいうもんだべさ。単行本の時に増ページにしてもらって加筆するとか」

A「や〜 もう十分ブ厚くなりそうだからムリ」

娘「小冊子出すとか」

i「あー それいいじゃん 『キーチ三昧』とか」

A「(ホトホト疲れた顔で)…ヤダ」



そーか、ヤ か。