山岸凉子先生、ありがとうございました〜!

先日予告しました通り、ダンナの単行本は発売日がハッキリわからぬまま、すでに発売中です…。「キーチVS」最新9巻。世の中よ、もっと劇的にかわってちょうだいよ、とお嘆きの貴兄に本物の辛口(某日本酒コピーですな)ファンタジーをお贈りしますよ。絶賛発売中。







のっけからさらにダンナ関連ニュースもう少し。 この春その才能を惜しまれながら他界した 天才・漫画家 土田世紀さんの最新単行本「夜回り先生・希望編」。







こちらにダンナ新井英樹が追悼文を書かせていただいたのが載ってます。松本大洋さんやすぎむらしんいちさん・日本橋ヨヲコさん・ほしよりこさん・そして原作者の水谷修さんによるの追悼文や漫画なども載ってるので、土田さんの才能とあわせてどうぞご覧くださいませ。



さらに今度のコミックビームは久々にダンナ作「SCATTER」表紙です。こちらもよかったらご覧になってね。ビームは熱いんだぜ、みなさん。

以上「月刊 新井英樹」でした。





さてさてさて、そうこうしているうちに、ワタクシの方も発売しちゃいましたよ、みなさま。

「おかめ」14巻。もうすでに手に取ってくださった方々は「はあぁ〜っ?!」と驚かれたと思いますが、今回、帯マンガはお休みで、なんと!なんとなんとあの漫画界の至宝、山岸凉子先生が、推薦文を書いてくださってます! 著者もびっくり。







山岸凉子先生といえば、アレですよ、「アラベスク」、「日出処の天子」、「舞姫テレプシコーラ)」など、代表作に事欠かない、アノ!山岸凉子先生ですよ!30年前「日出処の天子」に大ハマリしていたアホの女子高生入江。厩戸王子に萌えすぎて「LaLa」の発売日には学校も早退し、喫茶店で「日出処」を幾度となく読み返し、反芻、妄想を繰り返していたという−、そんなド阿呆なオタク少女でしたが、今、あの頃の自分に今回の件を言ってやったらどんなリアクションがあるのか。嬉しさと恥ずかしさのあまり、発狂は免れないでしょうな。とにもかくにも、長いこと地味でも売れなくても なんか続けてやってたら、こんな嬉しいこともあるものなんだなあーと漫画の神様と山岸先生にココロから感謝した次第でございます。

しかし…今回に限って「おかめ」蛍光ピンクのイチャイチャベタベタの巻。こんなん推薦してくださって、山岸先生のイメージが崩れたら…と恩をアダで返す心配をしております。

やはりこの場で、改めて申し上げますが、本当にありがとうございました、山岸凉子先生。そして山岸先生ファンの方々、申し訳ございません。きっと流行る店にします。

そんな訳で ザ・宣伝でした。渋い部数がこんなテコ入れで少しでも伸びますようにという願いを込めてー。 久しく相まみえない憧れの重版よ、我が頭上に止まれっ、なんてね。