今年もなんとか、春の味覚ってことで〜

春めいてまいりましたね。ハート祭の「おかめ」13巻も無事発売で一安心のワタクシでございます。しかし例により、どこの本屋さんにもあるという訳ではございませんので、少数派の読者皆さま、書店にお急ぎくださいませ。



さて、なかなか更新ままならぬ「手前味噌」でございますが、ここで久々にいってみようと思います。春のアシさん飯特集〜。



一日目 豚キムチ・根菜の煮物・菜の花と鶏のからしマヨネーズ和え・もやしの味噌汁







豚キムチは前日韓国屋さんで買ったキムチがやや甘だったので使いきるための策。 根菜の煮物はこのところスーパーに毎日並んでる新ゴボウをワシャワシャ食べたいための策。やわらかくて美味しいのはまさに今ですもんね。鶏肉に毎度お馴染みの「おやじ味噌」をもみこんで煮るとゴボウも美味しです。

次なる菜の花はやはり春の定番。ただやはり定番のからし和えだと、男子のオカズになりにくいのでは?と思い、からし醤油にマヨネーズをプラスし、お安い手羽先なんぞをゆがいてほぐしたのをいっしょに和えてみたところ、なかなか菜の花の苦味と絡まりあっていいカンジでありますよ。鶏肉はササミでもいいかも。





二日目 豚のしょうが焼き・ブロッコリーとゆで卵のサラダ・若竹煮・三ツ葉とナメコの味噌汁







仕事で疲れてる時の定番、しょうが焼き。付け添えのキャベツは春キャベツよ♪とか言ってみたいですが、肩コリがひどいので、千切りがままならず、切ってあるの買っちまいましたぜ〜(思わぬ浪費…)。

ブロッコリーはこの日一株128円と安かったので、飛びつきました。キャベツで浪費してるし。やや固めの半熟卵と和えてみました。お好みのドレッシングやマヨネーズで食べるのですが、シーザーサラダドレッシングがあうかな〜と思います。

そして実はこの日のメインの若竹煮。筍は生のものを朝のうちに糠で下ゆでしておいたもの。筍の皮がバサバサゴミとなりましたが、昔はこれに梅干しを包んでチューチュー吸ってオヤツにしてました。あれはうまかったな〜 今は忙しいのでチューチューしてる間がないですね。しかし 春の筍ってほんとわくわくしますね。大好物です。





三日目 焼鳥・焼き野菜・ホタルイカのボイルしたもの・ゴーヤのおひたし・海老とアボカドのサラダ







これはアレですね。仕事のない日の居酒屋風メニューです。かなり手抜きですが、ホタルイカだけはちゃんとくちばしや骨・目玉をピンセットで取ってますよ。自分が食べたいだけのための情熱です。





ここで、今年はまだウドを食べてないことに気付く。なんだか気持ちに余裕のない日は春の味覚って手がける気になんないですねぇー。「そーか余裕がなかったのか」と思い直し、後日、皮はきんぴらにしてアシさん飯の焼き魚の付け添えにし、白い中身は酢味噌和えにして、マイおつまみにしました。ウドも大大好物。しかし去年も書いた気がしますが、アシさん飯としてはウドの酢味噌和えはあまり喜ばれないのでー女子チームのみいただきました。









こうして 自分の文章を読み直していると、いかにも楽しげに素敵に春の味覚を満喫してるように見えるのでは?と思い、そんなことはございませんよ、と説明したくなりました。毎日毎日 「あー飯何作っていいかわかんねえ。もう自分の味食うのイヤだよ〜」とかグダグダ言いながら買い物に行き、台所に立っても、「北の国から」にゲスト出演された故・古尾谷雅人さんのトラック運ちゃんのごとく(まわりくどい)ブスッとしており、母の質問などにも「あぁん!?」と般若の面でハチよせて答えております。

「おかめ」の作者だとて ほのぼのしてると思ったら大間違い。ブログに載せようと思うから、なんとか作ってるようなもんでね〜 あっ 何でこんなことまで書いてしまうんだ〜と思いつつ、今日も鬼の面持ちでご飯作りのワタクシでございます。

いつものように、芸能界のホモネタで盛り上がってる新井塾がうらやましいぜ。