秋なので、しみじみと「おかめ」を振り返る

なんか気づいたら秋ですね。



今年もこまわり君の

「暑い夏死刑。というわけで涼しい秋がやってきたのだ。秋はやっぱりンガなのだ」

という、マンガ史上に残るであろう名ゼリフを思い出します。



今年はまだ、秋刀魚も栗も食べていない…。くる日もくる日も 「おかめ」のこの先を考え、BLを読んだり、萌えたり、ばにたん(白文鳥・♂)と遊んだりして、現実から逃避して暮らしております。齢45、10代の頃より自由です、ココロは。 実際には、自分の自由になる時間なんぞ、ほとんどないよーな気がしますが、気持ちは自由だ、ゴラア と、酔った勢いでブログ更新。





あっ、そうそう 単行本が出るんですよ。「おかめ」12巻。宣伝しなくては。

今巻は、先生目線で描いてみた、岳太郎「俺の道編」です。先生の鍼灸人生スタートから、やっちゃんを女性として眼中に入れ始める辺りを収録。 取材も地味〜に東京中をまわり、といっても渋谷だの恵比寿だのベイエリアだののオシャレスポットはかすりもせず、板橋は大山の商店街とかジジババの原宿・巣鴨地蔵通り商店街近辺なんかですが。大山最高!巣鴨グレート!いいなあーこんな町。あ、御茶ノ水近辺にも行きました。あの界隈も大好きですね。 あぁ、思い出しただけでも楽しかったなあー、あの頃。まだ半年から一年前ぐらいのことですが。



やっぱりマンガを描くのは楽しいです。最初、「おかめ」が始まった時は、ホント、何度もクチが酸っぱくなるほど言ってますが、馴れ初め編そのものを描ける日がくるとは、ツユほども思っていなかったので、こんなにアチコチ取材に行ったり出来て、頭の中にボンヤリとしかなかったことが実現出来ていくのは、なんというか−、奇跡?超ラッキー?みなさんのおかげ?大ヒットこそないワタクシですが、描き手としてみよりに尽きるところがあるなーと感謝にたえません。

もちろん今現在も楽しいですよ。でも今まで貯めてきた「頭の中・描きたい貯金」が大分減ってきたことについては淋しいです。描いてしまった時点で、妄想も終わりますからね。また新たに貯金を増やしていかなくてはなーとマジメに考えとります。



やあ、なんかマジメに語ってしまいましたね。さしたる事件もなく、仕事に没頭できるのは幸せです。



そーだ、事件ではないが、ダンナの五十肩が、全く治りません。ものスゴイ苦しみよう。困っております。とりあえず、まだ逮捕はされないで暮らしておりますが、このまま体が動かなくなったら、やはり自分が大黒柱に?!いやいや、馬鹿な考えは捨てて、治ってもらわねば−と気を揉んでおります。



かくいう自分もザ・更年期。ラブい展開描いてるハズなのに、いっこうに女性ホルモンが活性化しません。共倒れしないように頑張りたいと思います。

せっかく 楽しいカンジだったのに、いつものような人生の憂いで終わる手前味噌。 若者よ、これが人生だぜ!