マゾ大爆発「おかめ」100回目、目前修羅場

いやあー またも間があいてしまい、見に来てくださっている方々、ごめんなさい。暑い夏もボチボチ去りつつあるよーで、ようやく身を入れて、仕事、料理、ブログ!と爽やかにいきたいとこでござーますがー(でるよ、でるよ、ボヤキ)、入江はずーーーーーっと仕事してます。「おかめ」一本しか連載してないのに、要領が悪いのか、無器用なのか(同じか)なんか全く休みがないのです。



てか、あろうことか、自分で自分の首を絞めるよーなことになってましてね(まあ、それもいつものことだ。マゾだからな)。お盆進行や単行本の仕事などで、ただでさえスケジュールに追われアップアップしてたトコに、やってきました、連載100回目!そう、もうじき連載100回目なんですよ、みなさん。これは嬉しい。やーほんとにみなさんのおかげです。読者のみなさん、編集のみなさん、友達のみなさん、手のかかる家族の奴らーetc.最初、12回コッキリの連載で始まった、単行本さえ出ないと言われてた「おかめ」がまさか100回を越すことができるなんて、奇跡以外の何物でもないですからね、この場を借りてみなさまに御礼申し上げますー。



と話ソレ放題ですが、その記念すべき100回目は、いつもの「おかめ」本編の他にオマケ漫画をつけましょうよ、と担当編集Mさんが大分前から言うていてくれたので、そんならよっしゃとコチラも2、3ヶ月前からオマケ漫画のことを頭に置きながらスケジュールを調整し、そのための取材(するほどの内容でもないかもしれないけれど)もMさんに同行していただくなどしてはりきっておりました。

本編と本編の間の休みも返上し、オマケ漫画のネームを作り、下書きしー と、順調に100回に近づいてきたかのよーに見えた「おかめ」でしたが(やだねぇ、暗雲立ち込めるねぇ)、100回、なんといっても100回ってことで、ここは本編の方も、もうひと盛り上がりしたいですねっと言うことになり、その前段階の98回目ぐらいから(今掲載されてるヤツですな)続きの話にして、100回目でドカーンと盛り上がろうと。

そんなことになり、そちらのネームを作り出したところー 以下、入江とMさんの会話形式にてー



入江(以下i)「すいません、これ話長引くかも…」

Mさん(以下M)「えっ長引く?っていうとどのくらい…?」

i「やあ、100回までの3話連続で終わらせたいところなんですけど、ヘタしたら4回に…」

M「や〜、それはあんまりよくないですねぇー、できれば100回で一段落した方がいいかも…」

i「やー、私もそうしたいのは山々なんですけど、いかにせんかな、話があーなって、こーなって(ストーリー展開を説明)」

M「あー…そりゃちょっとねぇー、う〜ん…」

ここで二人しばらく考え、重い沈黙をMさんが破る。

M「あ、じゃ増ページにしましょうか?100回目」

i「えっ!そんなこと、いまさら出来るんですか?」

M「や、ほら、オマケ漫画の分を増ページってことにして…」

i「あっ!それはいいですねっ!(そこでハタと)あれ?でもそーすると、オマケ漫画は…?」
M「それは〜、そーですねぇ、描いておいてまたの機会にーとか?」

i「…そっすね、たとえページと編集長が許してくれたにせよ、増ページ&オマケ漫画なんてこの短期間に私の漫画力では…ムッリー♪サファリパーク♪ですよ…」



というワケでオマケ漫画は下書き段階でお蔵入り決定!すいません、みなさま、近いうち日の目を見させていただけるよう、ちゃんとぺん入れしておきますね。

そして増ページの100回目!この話もなれそめ編同様、前から描きたかった話です。でも描かねーうちに終わるんだろーなあと半ばあきらめていたので、今回描くことができるようになり嬉しさひとしおです。ただ、問題は間に合うのかな…。〆切りまであんまり猶予がないのに増ページって… 。



そんなワケで、自分のクビを絞めながらがんばってますよー、おばさん。その間他の用事は一切できないだろう、そうじ、手の込んだメシ、いただいたお便りのお返し(すいません、溜めてます!)、が、それでも私はやるだろう(最終回の厩戸王子風)。めでたく100回目原稿があがったら、またお会いしましょうー!



そんな修羅の道を進む自分を尻目にだんなは浅草の映画祭に行ってきて楽しかったそーな…。う〜む、うらやましい。



そして追伸  アシさんメシも手抜きばっかですが、先日、錦糸町の魚屋さんで買ったカジキが素晴らしくいいカジキで、シンプルな照り焼きにしたところ、まさにとろけるよーな美味しさだったので、それだけ載っけさせてください。