若いって…

むかーしむかし、まだ「おしゃれな生活」や「ステキな毎日」に憧れていた頃…ちょうど20年くらい前になりますか。最近当時の単行本が復活したりしたせいか、よく当時の自分は何を考えてたのか?苦み走りながら考えたりしております。
端的に言えば、底が浅く、地に足が着いてもいないのに渋がっていたー 。大人ぶりたかったのでしょう。
底が浅いのは今もかわりませんが、今は別にそれがバレたってどーってことないぜ、まるで気にしないっ、ぐらいな開き直りを身につけてるからね、ホントのおばちゃんになったから、自分。



さて、そのステキな生活に憧れていた頃、陶器や瀬戸物のステキなのがほしくて、お金もないのにデパートの食器売り場なんぞをよく物色しておりました。それで集め始めたのが箸置き。これなら買えないほど高価じゃないし、場所もとらないし…。てなワケで、何年間かに渡り少しずつ集めた箸置きは今だに、食器棚の一部に「かわいいものコーナー」として置かれてあります。





途中から母・静子の小物が乱入してきて、多分に私色を侵食している…。先日も油断していたら、一休さんのような小坊主の置き物が、前から収まっていたかのような我が物顔で居座っていて、カッチ〜ンときたので隣の七福神のいる棚へ移ってもらいました。

今やセンスのうんぬんのどーでもよくなりつつも、「こんなに余裕こいてた日々もあったのだな〜」と懐かしく思います。





そしてなんの脈絡もありませんが、だんなのおばあちゃんの墓参りに浅草へ行ってきました。


せっかく写真を撮ったので載せてみました。
浅草寺は工事中で、巨大なシートに包まれておりました。

「テントがとれて、マンションになってたら笑うな」とダンナつぶやいていたよ。