携帯を替えました

先日、長らく使用していたケータイを買い替えました。
こういった機械類は苦手ですが、あまりに長い事持っていたので、愛着があり、人はどう思おうとも、まことに立派なヤツであった、と亡き古女房を思う年老いた旦那のように感慨にふけっております。
これが古女房。



死んで後命名、ジュリエット。JフォンのJの字から取りました。
そう、今やSoftBankと名をかえた(てゆーか、その間に幾度か転身してるよね)携帯会社より再三に渡りご通達いただいていたんですわ、
オマハンのケータイはもうどーにもド古くて使いモンになりまへんのや、期日までに買い替えないことにはホンマに使えんよーになりまっせ」
と大体こんなような内容の。



そんなワケで不承不承、新しい機種に買い替えたのですが、いや〜イマドキのケータイって高いね〜!こないだオカマが高いって歎いたばっかりで再度アングリ。
見に行く前は、「いっそ話題のiPhoneに替えようかな〜」なんぞとイキマき、「そんな、男の手も握ったこともないよーなオボコ娘が一夜にして妊娠、三つ子出産、みたいなマネ(長いね)するか?!」と周りに喜ばれていたのが嘘のよーにショボくれ、店員のオネエサンに勧められるがままに無料ケータイなるものに替えました。
只今ニュウ携帯に馴れるべく訓練中です。
新しい女房は若く美しく、カメラ付き、画面も色付きで素晴らしい。十年でこんなにも進化するものなのだな〜、と思いつつも、死んだ古女房が懐かしい。
つい「アイツはこんな時はこーだった!」 「こーゆう時はこーしたもんだ!」などと新妻をいじめ、いかんな、俺も…などと老いた旦那は反省の極みに立っておりますよ。
つい昨夜も一時間かけて打ったメールを、前携帯のつもりであらぬ場所をさわり、一瞬にして削除してしまい、DV夫のごとくキレまくりました。
新妻との間に愛が芽生える日はいつのことなりや… 。



「やっばiPhoneにしなくてよかったね」と娘に締めくくってもらったよ。