今年もボチボチでんな〜

あけましておめでとうございます。そして、昨年12月は更新できなくてすいませんでした、と、一発目にお詫び申し上げます。

いやあーなんでしょう、こんなに何にも出来なかった師走もめずらしいです。

よっぽど仕事がおしてたんかい?と聞かれれば、んなこたないし。なんだか忙しい忙しい言ってるだけで、空回ってたようですね。これはきっとアレがないから調子が出ないのだワーと自分に確認を取り−飲みはじめちゃいましたー、酒。

いや、ちゃんと お医者さんにも確認取りましたよ、そこは。



自分「あのー食べ物とかは…」

Dr.「いいですよ、たくさんじゃなければ油っこいもの食べても。食べたいでしょう」



この問答はあくまでも次なる質問をかましたいための伏線的問答である。

自分「(遠慮がちに)あの〜、じゃお酒とかは…?」

Dr.「(不敵な笑いを浮かべて)いいですよ、飲みすぎなければ。」

安堵の表情を浮かべる自分。そこですかさずDr.

Dr.「だって飲みたいんでしょう?」

自分「(わかってらっしゃる)…」



なにか劣等感を感じたりなんかして…すいません。

他に楽しみも そうないもんで…。ご心配くださり、お手紙下さった方、ありがとうございました。様子見ながらボチボチ始めましたので、大丈夫ですからね。



さて、その師走も最後の方になぜか読み始めてしまった 「俺の空・刑事編」総集編1000ページ!!







これは予てよりダンナに「読め」と言われてた宿題で、ワタクシも大好きな本宮先生の作品ゆえ、読みたい気持ちはたたあれど、何しろ雑事に追われ、ついぞ手を出せないでいたものを、何故だかこんな時期に血迷ってページをめくってしまい−。読み出したら、止まるわけないんじゃーーーっ うぉぉぉぉぉーーっ(早くも中毒症状)

安田一平 この物語の主人公にして安田財閥の御曹司、(もうここからしてスケールデカイ)この作品の前にやってた「俺の空」無印では童貞だった彼が次々と女性を経験してゆき、理想の女性に巡り会おうとする青春物語だったと思う。「思う」と曖昧なのは最後まで読んではいなかったからで、当時 クラスの男子の持ってきた「俺の空」を回し読みしていたのを先生に没収されてしまい、その過激な性描写(?)ゆえ、多少問題になったかどーかは知りませんが、そんなこんなでラストを知らなかったのです。 そんな安田一平が刑事になっちゃったから、さあ、大変とか書くと、そんなシリアスな話に聞こえないかもしれませんが−いやあ、面白いのなんの。ページをめくる手が加速し、結局年内に読み終えました。 ただこの本 ものスゴイボリューム、実際には1252ページあり、すわ電話帳!?とも思える大きさ。座って読んでたら腰が痛くてかなわないので、寝っころがって読もうかしらんと思っても仰向けや横向きはムリで(支えられたシロモンじゃない)俯して下に置いて読まないとアカンのです。体は正月を前に先に休み始めてるので肩・背中・腰とイタいし、さすが本宮マンガ、体当たりで読みました。



そんなヘビー級な総集編を2冊も注文したダンナ。届いた時には一体なんの荷物?!と思いましたが、「T君の分なんだよ」とアシさんのも取り寄せたらしい。

「俺が注文するっていったら、『俺の分もお願いします』っていうから。今度来たら持って帰ってもらう」

えーっ あの重い本を!?返って大変では?と思いましたが、持って帰り、次回来る時までに読んでくるのが宿題らしい。



而して、読んできたT君。ダンナの話によれば、2人共ラストに向かい、幾度となく落涙しそうになったとか。あぁ、ほんとに安田一平がいたらなあ〜だそうです。熱いな、新井塾。
明けて正月、これもダンナ絡みですが、NHK朝ドラの「カーネーション」をまとめて30話ほど見ました。評判いいですよね、このドラマ。何しろ脚本はあの「ジョゼと虎と魚たち」(田辺聖子先生の珠玉作を映画化したもの)や名作単発ドラマ「火の魚」の脚本を手掛けた渡辺文さん、
主演も「火の魚」のヒロイン尾野真千子さんと、見る前から面白くないわけないなーといった取り合わせ。ダンナは、話題作や評判になってるものはとりあえず見ておこうとするポジティブな人間で、自分はー

「そりゃ面白いだろーなぁ、でもそんな出来のいいもの見たら、自分がヤになりそうだワイ」

とここでもネガティブ思考。加えて時間のないこともあり、撮り貯めておいたダンナも見てなかったので、正月にまとめて見ようという計画だったらしい。正月といえば、一家みんながテレビの前でダラダラ。折しも新井実家の居間では有無を言わさず、ドラマが再生されてしまう。後方で青色申告の帳面を作成する自分。毎日やらねばならぬものをためにためているので、こちらも正月に消化するしかない。ながらで不承不承見ていた。



小林薫、あいかわらずカッコイイねぇ」

「そうそう、おばあさんてこういう時最初にとりなすよね」

「あ〜 母方のおばあちゃん十朱なんだ」



これは会話ではなく、自分の独り言であり、ぶつぶつ言いながら見てるうちに時々手が止まる。
そのうち機械が不備を起こし、ディスクが止まってしまう。



ダンナ「えーっ最悪!なんで?!」

自分「(小声で)きっと神様がドラマはやることやってから見ろって言ってるんだよ」

ダンナ ムッとし、自分も領収書の整理に着手しながら ドラマ再開。



こちらは負担軽減でやや軽い気持ちで見始めー 30話近くみてしもたー! てな具合です。いやー面白い、面白い。しっかりキャラや生活が描かれていて、素晴らしい。見ていて元気が出てくる話はいいですね。残り20話まだ撮り貯めがありますが、なんとか見たいと思っとります。(ダンナはすでに大はまりして撮り貯め分全部見たらしい)



そしてー まだ領収書の整理してたりして、自分。全く正月は普段よりやることに追われてクッタクタです。こんな調子で新年もスタートですが、皆様今年もよろしくお願いいたしますね 。



最後に「おかめ」のボツイラスト公開 娘が着色してくれました。 シド&ナンシー調