あたたかいなあ〜、みなさん

先日「おかめ」の8巻が発売になりました。
いや〜感無量です。今まで自分の本は最高でも7巻までだったんで。うーむ、最長連載になっとるな〜と思うだけで嬉しいです。これもホンットに何回も言って「クドイよ!」と思われる向きの方もおられると思いますが、応援してくださったみなさまのおかげです。ありがとうございます。


つい先日もブログで、「おかめ」の今の展開を読者の方々に少々申し訳なく思う、的な事をコボしたら、「そんなことないですよ」と、早速励ましのお便りをいただき、あまりに嬉しかったので、10回は軽く読み直しました。そして、「なんか悪いことしたなあ〜、ブログの中でこぼし話みたいなこといっちゃって…」と反省しました。根がネガティブ(シャレじゃないけど)なもんで、自分じゃいつも通りに話したり書いたりしてることも、やさしい人の目には可哀相に映ってるのかもしれません。
大丈夫だよ〜!みんなー、おばさん元気だよ〜、ただちょっと生活に疲れてるのと、更年期が近づいてるだけだからね〜!と、痛いカラ元気で、ネガティブを吹きとばしましょう!




そしてちょっとたまった ごはんブログです。


一日目
八宝菜・鮭の照り焼き・もずく酢・もやしのみそ汁


今度はちゃんと撮りましたー、八宝菜。八宝菜は作るの大好きなオカズのひとつ。
まず、下ごしらえが非常にめんどくさいのですが、母と手分けして何とか乗り切る。中でもやっぱりめんどくささの白眉はうずらのゆで卵のからむきですよね。そーっと剥かないと玉子自体を軽く破壊してしまいます。茹でてから剥いたのも水煮になって売ってますが、味が…やっぱりウチでゆでた方がオイシイし。10個入りを2パック、合計20個ウチでは茹でます。前に一パックしか入れなかったら、だんなの皿にうずら玉が一個しか入ってなかったと、クレームがついたもんで…(昔、中華屋さんで八宝菜をとったところ、トッブに一個チョコンとのってるうずら玉をめぐり、妹とだんなは喧嘩になっていたらしく、うず玉に執着があるそうです)。
様々なめんどくさい行程を経て、次々と材料を鍋にぶち込む爽快感は、まわり道した結果、ようやく結ばれるラブストーリーのようではありませんか!や、すいません、仕事中毒ですね。とりあえず、この日の八宝菜はうまかったです。


二日目
鱈のパネソテー・セリとキクラゲの炒め物・かぼちゃの煮物・なめこと三ツ葉のみそ汁


この鱈のパネソテーなるオカズ、古い料理本からの(昭和六十二年一刷とある)出典で、今ならイタリアンソースかけとか、そんな名前になりそうですが、大変美味です。
ちょっとレシピ説明しちゃいますとー
1.鱈は塩・胡椒し(塩鱈の時は胡椒のみ)、オリーブオイル、白ワインに、ニンニク・玉ねぎ・にんじんなんかの薄切り、レモンの輪切りなんかを入れたつけ汁にひたしてマリネ状態にします。これめんどくさいけど、やっとくと鱈の臭みが抜けて、スッキリした感じになります。つけ汁に入れる野菜は冷蔵庫のクズ野菜ならなんでもよさげ。レモンもなけりゃいらないし。
2.で、マリネーしてる間に、にんじんと、きゅうりを一本くらいずつ、千切りにしとく。これは後で、ソテーの下にひくんですが、めんどうなら切れて売ってるサラダ用生野菜でもいいと思うス。
3.30分くらい置いたら、鱈の汁けをふいて、小麦粉・溶き玉子(または牛乳)・パン粉の順に衣をつける。そう、ソテーっていうよりフライじゃん?とツッコミ入れたくなるパネソテー。
4.フライパンに多めのサラダ油を熱し、結局揚げる。やっぱフライだよね。
5.揚げてる間にソースを作る(忙しいよ、みなの衆)。ピクルスを4、5本、細切りに、トマトを小一個くらいあら切りに、さらにイタリアンパセリ(なくてもよし。)を刻んどく。ニンニクをオリーブオイルで炒め、ピクルスとトマトを加え、さらに、酢(大さじ2くらい)塩・胡椒で味をつける。酢はあるもんでいいと思いますが、ワインビネガーとかバルサミコだとさらにイタリアンになるスよ、奥さん。
6.生野菜をしき、鱈を盛りつけ、ソースをかけて、パセリをのっけ出来上がり〜! ビールにワインにぴったりでっせー 。ためしてみてね、おヒマな人 。




三日目
韓国風焼鳥・若竹煮・根三ツ葉の玉子とじ・豆腐のみそ汁


見てのとおり、ギリギリまで献立が決まらなかった故の、味のハーモニー無視メニュー。今年はタケノコ、ヤケクソに食べたなあー… 。




てなワケで、そろそろ締めくくりですがー 。
おかめ手ぬぐい…今なら抽選じゃなくもらえるかもよ…(シーン)。みなさん、ふるってご応募してねっ!助けると思って…。